矯正中の歯磨きでお悩みの方へ ~お勧め口腔ケアアイテム~

Posted on 6月 8, 2015 in 裏側矯正

矯正中気になるのは磨き残し

矯正をスタートさせて問題になるものの1つが歯みがきではないでしょうか。別記事でお伝えした通り、特に甘いものや繊維質のものを食べた後は詰まりやすく、細かな食べカスや繊維質は磨きにくい場所に挟まっている場合も多いので、そのままにしてしまうと虫歯や歯
周病が心配です。

食事後はしっかりブラッシングをすることが重要です。しかし通常の歯ブラシのみだと全てを綺麗にするのは難しい場合もあります。そこで補助として使うのに最適なアイテムをご紹介します。

タフトブラシ

矯正の歯医者さんにオススメされたり、ドラッグストアなどで販売されているのを目にした方も多いのではないでしょうか。こちらは矯正装置の周辺や届きにくい奥歯を磨くのに適しています。硬さはふつうとやわらかめの2種類が販売していることが多いです。基本はふつうで大丈夫ですが、歯茎が炎症している場合などはやわらかめを選ぶようにしてください。

持ち方はペングリップのように持ってください。そうすることで丁度良い力加減で磨くことができます。最初に普通の歯ブラシでブラッシングを行い、その後、矯正装置の周辺や気になる部分を磨いていきます。またタフトブラシは歯磨き粉を付けずに使用してください。歯磨き粉を使用すると泡に隠れて磨きたい箇所が見づらくなってしまいます。どうしても気になる場合のみ少量の歯磨き粉を乗せて磨くようにしてください。

タフトブラシ

デンタルフロス、スーパーフロス

通常の歯ブラシや、タフトブラシでは落ちきれない歯と歯の間の汚れやプラークを落とすのに使用します。市販の柄付きのデンタルフロスは矯正中は矯正装置にあたってしまい、奥まで綺麗にすることができないので、柄がついておらず、歯に通す部分のみのものを選んでください。

30cm~40cm程の長さに切り、指に巻きつけて使用します。また歯と歯の間に隙間がまったくない場合はスーパーフロスを使用します。スーパーフロスは一方のはしが硬くなっているので、そこを歯と歯の間に差し込み、裏側からひっぱります。デンタルフロスは1日1回使用することがベストです。また使用するタイミングですが、寝ている時は唾液の分泌が減り口腔内に細菌が増えやすいので、夜寝る前がベストです。使用することでプラークが固まる前に破壊することができます。

デンタルフロス

電動歯ブラシ

通常の歯ブラシでも大丈夫ですが、電動歯ブラシの方が歯垢も合わせて取ることができるので、時間短縮にもなります。特に歯医者などでおすすめしているものがソニッケアーです。こちらはブラシのヘッドから超音波を出し、歯の間のプラークや細菌を破壊してくれます。ただ超音波自体はブラシが振動しないので、手を動かす必要があります。

電動歯ブラシ

歯磨きアイテムは様々なものがあります。自分の口腔内の状態や生活スタイルなどに合わせてより適したものを選び使うようにしましょう。

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